最近のこと

 

 

最初に述べておきたいのですが、このブログは何か結論が出たから書いたわけでもなく誰かの意見に反論するものでもなく今私の中にある気持ちをつらつらと書いただけのものなのでそのつもりで読んでもらえたらと思います。1月21日にももいろクローバーZを卒業していった有安杏果ちゃんのファンの独り言です。

 

推しが生きていてくれればそれでいいという話を去年友人としました。実際今こうして杏果ちゃんが手の届かないところにいってしまって、"生きていてくれればそれでいい"と本気で思えるのには結構時間がかかるんだなぁと知りました。

 

 21日のライブの時、初めて杏果ちゃん以外の4人にも手紙を書きました。発表を聞いた時の気持ち、しんどかった一週間の話、ももクロを存在させ続けることを選んでくれてありがとうと。そして3人には"夏菜子ちゃんのことをよろしくお願いします"と。暗い表情を見るたびに夏菜子ちゃんが一番心配でなりませんでした。でも今はあーりんがいれば大丈夫かな、と思います。あーりんは上手にファンにも頼れる人なので、これからもモノノフと一緒にゆっくりでも確実に一歩ずつ前に進んでいけるはずです。

 

杏果ちゃんに書いた最後の手紙ではできるだけ明るく、たくさん未来の話をしました。好きな子には本当の気持ちを隠して笑うみたいなの、これ恋だな…って思いながら。最近流行ってる髪の毛のカラーはこんなのでこれからは杏果ちゃんも自由に挑戦出来るねとか、最近見た映画これが面白かったからまた見てほしいだとか、身体を冷やさない為のおすすめのレシピを一緒に添えました。そしてたくさんの思い出をありがとうの気持ちを込めて、文章じゃなく写真を何枚か選んで一緒に入れました。空の写真も入れました。フォトウォールにも貼った写真です。

 

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ライブのあと "私は杏果ちゃんが一番好きで、そして一番嫌いだ" と言ったのは、引き留めたいメンバーや私たちを置いて行ってしまう杏果ちゃんへの、それでも絶対嫌いになれない杏果ちゃんへの、最初で最後のいじわるです。私は杏果ちゃんに「忘れないで」「ずっと好きでいて」と言って欲しいけれど、多分杏果ちゃんは「嫌われても仕方ないから」って言うんだろうな。

 

最後のライブ、杏果ちゃんは所々泣いてはいたけどずっと笑っていました。私はこの日「泣いても笑って見届けよう」と決めてライブに望みましたがまさか杏果ちゃんがそれを実践してくるとは……。4人から杏果ちゃんへプレゼントされた歌の中にありプレの歌詞が入っていて、それを会場のみんなで歌った時も、杏果ちゃんの反応は「わぁ〜✨」といった感じで、大泣きしながら歌っていた私の表情とはあまりにも対照的でそれも寂しかった。奇跡の5人だと思ったことはないと言ったり、最後までとことん不器用な子だな。そんな今までを全て否定するように聞こえてしまうこと、思ってたとしても言わなくていいのに。ここで泣かなかったことに対してTwitterでいろんな意見を見ました。個人的には泣いても泣かなくても、ももクロのことをどれだけ愛していたかもっと話して欲しかったな…って思います。私はいつもいつも杏果ちゃんに"ももクロとして"これから何をしたいのか、何を目標に頑張っていくのか話してほしいと思っていました。

 

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今となってはもう全て、どうしようもないのですが。

 

 

 

15日から21日までの一週間はものすごく早かったのに、21日から今日までの一週間は時の流れがゆったりと感じました。

 

24日水曜日は杏果ちゃんがいないももクロのこととかこれから自分がどうするかとかはいったん置いといて、好きな杏果ちゃんのブログを読んだりものたりなくない名演集を何回も見たりしました。心地よい過去への時間旅行みたいで現実から逃げたらネガティブなことは浮かんでこなくなって、ふわふわして気持ちよかった。のうぜんかつらの杏果ちゃんの表情を見るたび、苦しくて心臓をぎゅっと握られたような感覚になります。この日からずっと「卒業写真」「守ってあげたい」「のうぜんかつら」「待つわ」を毎日聞いています。

 

25日木曜日には4人になって初めてのフォーク村が放送されました。見ようか迷ったけど仕事が早めに終わったので途中から見ました。メンバーそれぞれ1人でももクロの曲を一曲歌うというコーナーから。夏菜子ちゃんがピンキージョーンズを歌ってるの見て胸がチクっとしました。"逆境こそがチャンス"だとは思ってるけど表情が追いついてない感じで。れにちゃんはスターダストセレナーデでした。"ノートの隅 書いてある 10年後のボクらの夢" 杏果ちゃんは10年後の未来をどんなふうに想像したのかな。ノートの隅になんて書いてたのかな。周りがずっと続けていこうと誓う中でどんなこと思ったのかな。いずみ姉さんの希望でコノウタをやりました。ここで来たか、と思った。21日に聞けるかなって思ってたけど歌わなかったコノウタ。"コノウタ君に届け まだちょっとつたないんだけど" "コノウタ君に捧ぐ 今ちょっと切ないんだけど" 画面の向こうで見ているであろう杏果ちゃんに向けての歌詞みたいだと思いました。4人になって今はまだ寂しいけど、切ないけど、見ててね!何度でも歌い続けるから!って。この曲がそんな聞こえ方をしたのは初めてで大好きな曲だから余計にじーんときました。そして村長と一緒に灰とダイヤモンド。"進んでいたはず それなのにどうして" でまた苦しくなりました。でもこれから4人のももクロちゃんは過去よりも高く跳ぶんだろうな。


幕張で4人のあの空を見た時絶望しました。なんて残酷な演出なんだと。棒立ちでコールもできずにただ見ていた。その後のMCはしばらく下を向いてました。れにちゃんがついてこいと言ったけど私は答えられなかった。

 

それから4人のももクロはもう見たくないと思ってたけど、今回のフォーク村は見られて良かったなと思いました。メンバーの、笑ってはいるけど歌う時や他の人の歌を聞いてる時の表情に寂しさが出ていて、こう言ったら変だけど、嬉しかった。無理に作った空元気じゃなくありのままの姿で、今出せるせいいっぱいで4人のこれからを見せてくれたのが嬉しかったんです。

 

26日はももクロちゃんが新曲を出す、それがしんちゃんの主題歌で声優もすると聞いて4人がポーズをきめている写真を最初に見た時泣きそうになりました。そこに杏果ちゃんはいない。もうここにはいないなんてことは分かってはいる。けど心は脳みそとは違って素直でした。絶対杏果ちゃんこの衣装似合ってただろうなとか、女祭り2014で杏果ちゃんもふたつおだんごの髪型してたな、可愛かったな…とか。この仕事、いつから決まってたのかなとか考え出したけどそれは途中で考えるのをやめました。でもただズルズル走馬灯引き起こしてるだけじゃなく、純粋にどんな曲なんだろう、楽しみだなーとも思った。思えました。しんちゃんなんてすごいな、流れでMステも出るのかな。BLASTは出られなかったけど。今度は出られるかもしれないのにそこに杏果ちゃんはいないんだな…(結局ここに戻ったり)。
 

 

 

同世代のいち女の子として考えれば、杏果ちゃんの迷いは不思議ではありません。人生の選択肢は困るほどたくさんあります。たくさん苦しんで出した答えなんだろうな。水面下で動いていた卒業に気付けなかったこと、推しだとか大好きだと言いながらももクロを続けることの力になれなかったことは推している身としていまだに苦しいですが、杏果ちゃんの決めたことはすごく勇気ある決断で、めちゃくちゃかっこいいなと今なら思えます。

 

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ももクロのファンとしては寂しいけど、杏果ちゃんのこれからの未来のことを考えるとキラキラ眩しくて広い海が浮かんできます。杏果ちゃんはこれから何でも出来て何にでもなれる。これは私の未来にも言えることなんだって前向きに考えるにはまだ時間がいりますが…。推しが身をもって証明してくれたことを無駄にしないように頑張ります。

 

 

Twitterに出てこなくなった緑推しの人たちや緑推しの人たちをはげます人たちを見て思いました。受け入れるとはどうなったら受け入れたことになるのかなとか、前を向くって前ってどっちだろうとか、そしてそのうち4人の歌にもコールにも慣れてきて毎年恒例のライブをこなしていって周りももう杏果の話はよしなよ…って空気になってきた時、今の私の居場所はもうそこにはないんだろうなとか。

 

 

今はまだchanに杏果ちゃんはうつるし、これから発売の雑誌もあるし、何より武道館の映像化が待っているので、私はもう少しこのままふわふわしていようかなと思います。4人のももクロを応援しようと決めてもその決意は簡単なことで揺らいでしまう。毎日毎日考えが変わります。これからのことはこれから決めます。大事なことはその時感じた気持ちで判断します。そしてまた何か思うことがあればこうやってブログなりなんなり吐き出すのもいいかなぁ。

 

その時はどうかまたお付き合いください。